ポストカード(絵葉書)の書き方の基礎知識!年賀状など行事ごとのマナーや海外へ出す時の注意点まで

更新日:2021年05月21日 公開日:2021年05月21日
ポストカード(絵葉書)の書き方の基礎知識!年賀状など行事ごとのマナーや海外へ出す時の注意点まで

メールやメッセージアプリでのやり取りが主流になっている現代ですが、はがきによるやり取りも完全に廃れたわけではありません。
はがきを書いて送るのはメールやメッセージに比べると手間がかかりますが、そのぶん受け取った相手の喜びや感謝もひとしおです。

特に日頃の感謝や何かのお礼を言う時は書面で伝えるのがマナーですので、はがきの正しい書き方を知っておいて損はないでしょう。

ここでは、住所や宛名の事など、知っているようで知らないはがきの書き方や年賀状のマナーについてまとめてご紹介いたします。

ポストカード(絵葉書)は縦書きと横書きどちらが正しい?

はがきを書くにあたり、縦書きと横書きのどちらで書けばいいのか悩んだ事がある人も多いでしょう。 はがきは縦長ですし、日本語は本来縦書きなので、正式には縦書きするのが基本です。

ただ、はがきのレイアウトやデザインによっては横書きにした方が良い場合もあります。
たとえば通信面に写真をプリントし、メッセージを宛先面の空白に入れたい場合などは、縦書きより横書きの方が見やすくなります。
また、通信面のデザインやレイアウトが横書きの場合、宛名面も横書きにするのが基本です。

まだレイアウトやデザインが決まっていないのであれば、まずは通信面から書き始め、それに合わせて宛名面を縦書きにするか横書きにするか決めると良いでしょう。
ただし、横書きは縦書きに比べてカジュアルな印象を与えるので、目上の人やビジネス上のお付き合いがある方に宛てる場合は縦書きにするのが原則です。

ポストカード(絵葉書)の書き方《縦書き編》

絵葉書は縦と横で書き方のルールが変わります。以下には「縦書き」でのルールを記載しましたので、ご参考にして頂けると幸いです。

ポストカード(絵葉書)の書き方《縦書き編》

1:切手

切手は左上が定位置になります。
縦長の郵便物(縦書き):左上部の縦7.0㎝ × 横3.5㎝の範囲に貼らなければいけません。
複数枚貼る時は、縦に並べましょう。
※所定の位置に収まらないときは、人による手作業で消印をおこなうため、郵送物が相手に届かないということはありません。

2:郵便番号

郵便番号枠があれば枠内に算用数字(例:123-4567)ではっきりと書きましょう。
自身で枠を作る場合は、はがき右上に、上から1.2cm、右から8mm空けた所に枠を作成します。
郵便枠のサイズは、枠線の内側が5.7mm×8mmになる枠を作成します。

3:住所・マンション名

住所が二列にわたる場合は、二列目は一列目より一文字下がったところから書き始めましょう。
都道府県やマンション名は省略せずに、正式名称を記入しましょう。
なお、番地や部屋番号などの数字は漢数字を利用します。

4:宛名

宛名は、はがきの中央に、住所の二文字目と同じ位の位置から書くとバランスが良いでしょう。
文字の大きさは住所より大きめの文字で書くと良いでしょう。敬称をつけ忘れないようにしましょう。
敬称は、個人名宛てで送る場合は「様」が一般的です。「殿」を使う場合は役職名の後ろに付ける場合がありますが、相手が目上の場合「殿」を使うのは好ましくありません。

5:差出人

自分の住所氏名は、表面の左に記載します。
相手への敬意を込めて、送り先の名前よりも小さい文字で書きましょう。

ポストカード(絵葉書)の書き方《横書き編》

ポストカード(絵葉書)の書き方《横書き編》

以下には「横書き」での書き方を記載いたしました。縦書きとは異なる点をご確認いただき、絵葉書の書き方を再認識してみましょう。

1:切手

切手は右上に貼ります。左上に貼るのはNGです。横長の郵便物(横書き)は、右上部の縦3.5㎝ × 横7.0㎝の範囲に貼る決まりになっています。
複数枚貼る時は縦書きと同じ並べ方(横向きでは、左側に並べて)で貼ります。
※所定の位置に収まらないときは、人による手作業で消印をおこなうため、郵送物が相手に届かないということはありません。

2:郵便番号

郵便番号枠の中に、なるべくはみ出さないように書きましょう。数字の「天」が絵葉書の右側、「地」が内側に向くように書きましょう。

3:住所・マンション名

宛先の住所は、切手の下の位置から書き始めます。横書の場合も、余白の入れ方に注意を払いましょう。 宛名面では上から郵便番号、住所、宛名、差出人の住所、名前と続きますが、両端ぎりぎりまで文字を書くと窮屈な印象になってしまいます。
そのため、住所は左側に一文字分以上の余白を入れ、二行目は一行目の二文字目の位置を始点にして書き始めます。
番地や部屋番号には算用数字を用いるのが一般的です。

4:宛名

宛名は上下中央の位置に、大きめの字で書きます。敬称をつけ忘れないようにしましょう。
敬称は、個人名宛てで送る場合は「様」が一般的です。「殿」を使う場合は役職名の後ろに付ける場合がありますが、相手が目上の場合「殿」を使うのは好ましくありません。

5:差出人

住所・名前は右下の位置に書きます。
相手への敬意を込めて、宛名や受取人の住所よりも小さい字で書きましょう。

ポストカード(絵葉書)にメッセージを書く際の注意点

メッセージを書く場所:
内国郵便約款第23条(4)によれば、ポストカードのメッセージは通常、表面(オモテ面)に書くことが想定されています。そのため、メッセージを書く際には、カードの表面を利用することが一般的です。

注意点:
以下の点に留意してメッセージを書くことが重要です。
ポストカードのオモテ面にメッセージを書く際には、文字が読みやすく、はっきりとした筆跡で書くようにしましょう。手書きの場合、筆圧や文字の大きさにも注意し、相手が読みやすいように工夫しましょう。
ポストカードに書くメッセージは、相手への気持ちや思いを伝えるものです。しかし、内国郵便約款では、適切な言葉遣いやマナーを守るようにとの規定があります。礼儀正しく、相手に不快感を与えないような内容を書くようにしましょう。

海外宛のポストカード(絵葉書)の書き方・注意点とは?

海外宛てのポストカード(絵葉書)は、日本国内宛てのものと何が違うのでしょう。どのような書き方がよいのか、どこに気を付ければよいのか、以下に説明させて頂きます。

1:ポストカード(絵葉書)の向き

海外へポストカードを送る場合、どの国でも横向きで使用します。
縦書きで文章を書く文化は、今は日本だけになっています。日本の縦書き文化に合わせて作られている縦長のはがきは、日本の良さでもありますが、そのまま縦向きで使うと、海外のルールとは異なってしまうため、横にして使いましょう。
はがきの左半分にメッセージ、右半分に差出人、宛先を書きます。

2:切手の位置

切手の位置は、通常のはがきと同じ、ハガキを横向きにした時の右上に貼ります。
貼り方も日本国内宛てのはがきと同じですが、海外に送る場合は、全世界一律70円かかります。(2023年10月からは100円)
ですので、切手の料金を間違えないようにしましょう。

3:宛名の書き方

記載位置:
差出人を書く場合は、ハガキを横にした時の右上に書きます。
頭に「From」とつけましょう。順番は、
①氏名
②アパートなどの建物名・部屋番号、番地、丁目・町村名
③市区名、都道府県名、郵便番号
④国名
の順で記入します。
宛先はハガキの右半分下の方に書きます。
頭に「To」をつけ、書く順番は
①氏名
②アパートなどの建物名・部屋番号、住所番号、街路名
③都市名、地方名、州名、郵便番号
④国名
と書きましょう。

注意点

国名:
宛先の国名は、英語で書きましょう。例えば、"United States"(アメリカ)、"France"(フランス)などです。
郵便番号の書き方:
各国の郵便番号のフォーマットに従って正確に書きましょう。一部の国ではアルファベットやダッシュが使用される場合もありますので、確認してください。
言語:
海外宛のポストカードでは、相手の国の公用語または英語を使用することが一般的です。相手の言語に翻訳するか、英語で書くことで相手が理解しやすくなります。
AIR MAILと書きましょう:
はがきの右下には「AIR MAIL」と記載しましょう。
書いていないと、船便で送られる可能性もあり、届くまでに1~2ヶ月ほどかかかってしまいます。AIR MAIL(航空便)だと1~2週間前後で届きます。
海外宛のポストカードは、到着までに時間がかかることがあります。予定されたイベントや祝日に合わせて送付日時を考慮し、到着が遅れないように送ることをおすすめします。
郵便料金:
絵はがきは全世界70円(2023年10月からは100円)ですが、通常のポストカードは国によって料金が変わるので、はがきの種類により確認が必要になります。
お年玉付き年賀はがき:
日本のお年玉付き年賀はがきは海外にも送れる事はご存知でしょうか。
年賀はがきにプラス7円の切手を貼るだけで、海外に年賀はがきが送れます。
ただし、海外では元日に届けるサービスは行っていません。また、お年玉商品の交換は日本国内のみになります。

【行事・シーン別】ポストカード(絵葉書)の注意点

日本には季節や行事ごとではがきを出す文化があります。以下の記事では、なんとなく聞いたことはあるけどいつ出してよいか分からない、実は知らなかったはがきの種類などを紹介していきます。

1:年賀状

年賀状は、旧年中お世話になったことを感謝しつつ、新年の喜びと変わらぬお付き合いをお願いする大事なあいさつ状のひとつ。
こちらも徐々に下火になっている習慣ですが、そんな時代だからこそきちんとした年賀状をもらうと嬉しいという方は少なくありません。
特に目上の方には書面で年賀状を送るのがマナーですので、正しい書き方をマスターしましょう。
年賀状には定型があり、それに沿って書くのがルールとなっています。 具体的には以下6つの項目で構成されます。
*賀詞
*越年を喜ぶ言葉や日頃の感謝の言葉など
*今後の指導や親交への願い
*相手の健康・繁栄への祈り
*日付
*ひと言の添え書き
「謹賀新年」などの賀詞はやや大きめに書くのがポイントです。
2~4までは当たり障りのない定型文でOK。個人的に伝えておきたい事があるのなら、6の添え書きで簡潔に述べましょう。
日付は年号から書きますが、西暦でもかまいません。
年賀状を書くときに気を付けたいポイントは、忌み言葉や句読点を使わない事です。
忌み言葉で特に注意したいのは「去年」という言葉。「去」という字には「去る」「離れる」といったあまり良くないイメージがあるので、「去年」ではなく「旧年」や「昨年」を使用します。
また、句読点は使わず、改行や余白を用いるようにしましょう。

また、コチラのページは、年賀状の書き方についてのコラムです。是非ご参照下さい。
/columns/index041

2:寒中見舞い

寒中見舞いとは、もともと暑中見舞いと同じく季節の挨拶状としてでした。しかし、松の内(1月7日)までに出すことができなかった年賀状のお返事としても使われるようになりました。
そのため、年末年始に海外へ旅行へ行っていて年賀状のお返事を書けなかった人は寒中見舞いを送るとよいでしょう。
また、年賀状を出せない喪中の人でも出すことができます。

コチラのページで詳しく説明してありますので、ぜひご参照ください。
/columns/index081

3:暑中見舞い

暑中見舞いは、親戚や知人に暑中に健康であることを伝えるために手紙や贈り物を出す習慣のことです。
暑中見舞いを出す時期は、小暑(7月7日)から立秋前日(8月7日)と言われています。時期が遅れてしまったら、「残暑見舞い」として出すのが、良いでしょう。

コチラのページで詳しく説明してありますので、ぜひご参照ください。
/columns/index063

4:残暑見舞い

暑見舞いとは、夏の暑い時期に普段なかなか会うことのできない人や日ごろお世話になっている人に向けて送る挨拶状です。
夏の時期に送る挨拶状には、「暑中見舞い」と「残暑見舞い」があります。
暑中見舞いは暑さが厳しい時期に送るもの、一方残暑見舞いは、立秋を迎え暦上は秋になったのにまだまだ暑い日が続きますよね、と相手を気遣って送るものです。
また、残暑見舞いは暑中見舞いの返事としても送ることができます。

コチラのページで詳しく説明してありますので、ぜひご参照ください。
/columns/index087

5:結婚報告

結婚報告はがきとは、入籍・結婚式をしたという報告をするためのはがきです。
結婚報告はがきは結婚を報告するほかに、今後も末永いお付き合いをおねがいする意味もあります。
結婚報告はがきについて、気をつけたいポイントは以下2つ。
・結婚報告はがきを送るタイミング
・結婚報告はがきを送る相手
コチラのページで詳しく説明してありますので、ぜひご参照ください。
/columns/index084

6:喪中

喪中のはがきは、正式には「年賀欠礼状」と言います。身内に不幸があった場合、1年間は喪に服する期間なので、「年賀状で新年を祝うことを控えさせていただきます」ということを伝える挨拶状を送る必要があります。
喪中のはがきを送る時期は、11月中旬~12月初旬までに届くように出すのが良いと言われています。
コチラのページで詳しく説明してありますので、ぜひご参照ください。
/columns/index078

7:引っ越し

引っ越しのはがきとは、引っ越しをすること・したことを年賀状などをやりとりしている友人や知人にお知らせする挨拶状です。
年末年始に引っ越しする方もいると思いますが、ハガキや郵便物の多いお正月は避けて、なるべく早めに投函するとよいと言われています。
コチラのページで詳しく説明してありますので、ぜひご参照ください。
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まとめ

はがきは封書に比べると簡便ですが、メールやメッセージアプリなどに比べるとていねいで、受け取る側に誠実な印象を与える事ができます。
ただ、マナーや書き方を誤っていると逆に失礼になってしまうので、基本的なルールをしっかり守る事を意識して書くようにしましょう。

デジタル社会の中で忘れられそうなはがきの書き方を今一度再確認し、古き良き日本文化として、改めて、心のこもったあたたかい、はがきという文化に向き合ってみてはいかがでしょうか。






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