A1サイズの大きさは?縮尺率などの印刷初心者が知りたい基本的なこと4つ

「A1サイズの大きさって、どれくらいなの?」
と、思っていませんか。今、わたしの部屋の中を見回しても、そんなに大きな紙はありません。

A4サイズの用紙なら、手元にあります。また、A3サイズの用紙は、コンビニのコピー機にも入っていますよね。しかし、A1は取り扱うことがなく、どれくらいの大きさなのか想像しづらいです。

そんなA1サイズの、

  • A1サイズはどれくらいなのか
  • 身近なA4サイズとA1サイズの縮尺率はどれくらいなのか
  • A1サイズの用途としては何が多いのか
  • 送るときにはどうすればよいのか

の、4つの基本的なことについて、くわしく解説していきます。

A1のサイズは594mm×841mm

A1サイズはどれくらいなのか
A1のサイズは594㎜×841㎜(59.4cm×84.1cm)です。書類などでよく目にするA4サイズだと、8枚分の大きさになります。

長辺が、841㎜なので、身長160㎝(1600㎜)の人が持つと、体が半分かくれる大きさです。

新聞の見開きサイズが545㎜×812㎜なので、それより少し大きいサイズになります。

ちなみにA1の「A」とは、JIS規格(日本産業規格)で決められた紙のサイズです。Aサイズのほかに、Bサイズがあります。

A判は、ドイツの工業規格にしたがったものです。ISO(国際標準化機構)の国際規格でもあるため、世界中で広く使われています。家庭用プリンターでよく使われる紙が、A4サイズです。

B判は、日本だけの規格です。江戸時代に、幕府で使われていた美濃紙(みのがみ)をもとに定めた「美濃判(みのばん)」に由来します。大学ノートがB5サイズです。

そして、A判の最大サイズは「A0」です。それを長辺で半分にすると「A1」。「A1」を同じく長辺で半分にすると「A2」。と、半分にするごとに、「A2」→「A3」→「A4」と、数字は大きくなり、紙のサイズは小さくなります。

A判の各サイズの比較を、図にしてみました。


A版比較

各サイズも合わせて表にしました。

A判用紙サイズ B判用紙サイズ
規格 サイズ(㎜) 規格 サイズ(㎜)
A0 1189×841 B0 1456×1030
A1 841×594 B1 1030×728
A2 594×420 B2 728×515
A3 420×297 B3 515×364
A4 297×210 B4 364×257
A5 210×148 B5 257×182
A6 148×105 B6 182×128

A1サイズの縮尺率はA4からは283.2%A4へは35.3%

A4をA1のサイズに拡大するなら、283.2%です。また、A1をA4サイズに縮小するなら、35.3%になります。この拡大縮小するときの数値を、「縮尺率」といいます。

A1から各サイズにするための縮尺率と、各サイズからA1にするための縮尺率を表にしました。

A1から各サイズに
変更する縮尺率(%)
各サイズからA1に
変更する縮尺率(%)
A判 B判 A判 B判
A0 141.4 B0 173.4 A0 70.6 B0 57.7
A1 100.0 B1 122.5 A1 100.0 B1 81.6
A2 70.6 B2 86.6 A2 141.4 B2 115.3
A3 49.9 B3 61.2 A3 200.0 B3 163.2
A4 35.3 B4 43.2 A4 283.2 B4 231.0
A5 24.9 B5 30.5 A5 400.5 B5 327.2
A6 17.6 B6 21.5 A6 568.2 B6 462.1

縮尺率は、

仕上がりサイズの辺の長さ÷原稿サイズの辺の長さx100
(短辺同士、長辺同士で計算してください)

で、計算できます。

ただし、短辺で計算した数値と、長辺で計算した数値が異なる場合があります。上記の表の数値は、画像が切れない小さい方の縮尺率になっています。

A1サイズの用途はポスターが一番人気

A1サイズは、街なかのポスターに最も使われているサイズです。ほかにも、お店の看板や、建築の図面などに使われています。

家の外にでると、意外とよく使われていることに驚きました。

特に屋外に貼るポスターに使うと、遠くからでもよく見えるのでおすすめのサイズです。

紙の種類は、目的に合わせて選んでください。

  • イラストが中心であれば、マット紙
  • 写真が中心であれば、光沢紙
  • 屋外であれば、耐水性のある紙。
  • が、それぞれおすすめです。

    また、最初からパネルに印刷する方法もあります。折れることなく丈夫です。長期間の使用が目的ならこちらもおすすめです。

    しかし、たびたびポスターを交換するようであれば、A1サイズが

  • そのまま掲示できるスタンド
  • そのまま貼れたりはさめたりするパネル
  • などが、入れ替えが簡単で便利です。

    おしゃれにA1ポスターを飾りたいときは、インテリアショップなどで額縁も販売されています。木製やアンティーク調など種類も豊富です。大きいので重たくなりそうですが、軽量化されたものもあります。

    さらに、A1サイズでポスターを作ったのち、あちらこちらに貼りに行くときも、心配はいりません。A1を折らずに持ち運ぶためのケースや箱なども、販売されています。

    A1サイズのポスターを送るときは三角の箱が便利

    A1サイズのポスターを、折らずに郵送したいときは、

    • そのまま大きな段ボールで挟む
    • 巻いてから細長い箱に入れる

    の2つの方法があります。

    しかし、細長い箱に入れるとコンパクトでおすすめです。さらに三角の箱なら、曲がったり折れたりしにくくなり、とても丈夫です。

    郵便局でも、ポスターを送れる三角の箱を、1個から販売しています。

    名前:箱(三角)
    価格:130円
    サイズ:縦120mm×横645mm×高さ105mm(外寸)
    https://www.post.japanpost.jp/service/you_pack/package.html

    こちらは、ゆうパックでの「100サイズ」になります。同一県内であれば、送料は基本料金の1,280円です。持ち込み割引(120円割引)などを使えば、もう少し安くできます。残念ながら、一番長いところが60㎝を超えるので、「定形外郵便」で送ることはできません。

    A1は目的用途に合わせて使い分けよう

    A1のサイズは594㎜×841㎜です。

    新聞の見開きより少し大きいサイズです。A4サイズでは、8枚分になります。

    身近なA4サイズへの縮尺率は、

    • A4からA1サイズ(拡大)は、283.2%
    • A1からA4サイズ(縮小)は、35.3%

    です。

    A1サイズのポスターを送りたいときは、三角の箱が折れにくくておすすめです。郵便局でも販売していますし、ゆうパックの「100サイズ」で送ることができます。

    A1サイズは、街中のポスターに、最も使われているサイズです。特に屋外に貼るポスターには、遠くからでもよく見えるので、おすすめのサイズになります。