B3サイズの用紙が何センチか、すぐにわかりますか?
普段何気なく使用している用紙、いざ何センチかと考えたときにパッと出てくる人は少ないのではないでしょうか?
用紙のサイズにはAやBなどあり、どれが普段よく使うサイズかなど分からなくなってしまうこともありますよね。
今回はB3サイズの用紙について、用紙サイズや使用用途、郵送する際に使用する封筒の大きさなどを丁寧に解説します。
3分ほどで読めるので、B3サイズで困った時にご活用ください。
B3サイズとは?何センチ?

B3サイズは「364mm×515mm」です。
週刊漫画やノートなどで使用されることが多い、B5サイズ「182×257mm」の4倍の大きさ。また、B2サイズ「515×728mm」の半分の大きさです。
電車の中刷り広告などで使用されることが多いため、電車をよく使う人は見かけることが多いサイズの用紙です。
B3サイズのBの意味
そもそも、印刷用紙にはA判とB判があります。A判はドイツで使用されていた規格が国際規格になったもので、B判は日本の美濃紙がもとになった国内規格のものです。

B判は1.5平方メートルのルート長方形をB0とし、B1、B2、B3などどサイズが定められています。
B3サイズの用途は?
B3サイズの用紙の使用用途には、ポスターや新聞の折り込み広告などがあります。ポスターとしては小さめのサイズ。よく目にするものだと、電車の中刷り広告や、扉の隣の広告があります。
少々大きめのサイズのため、A3、A4などの用紙とは異なり、個人では印刷などで使用することは少ないかと思います。ただ、ポスターなどでは使用されているので、身の回りにあるサイズの用紙ではあります。
B3サイズを入れる封筒!郵送代はいくら?
B3サイズの用紙を郵送する場合、封筒はどれを選べば良いのでしょうか?また、送料はいくらくらいになるのか気になりますよね。

B3サイズをそのまま封筒に入れたい場合には、「角B3封筒」を使用します。「角B3封筒」のサイズは「375mm×525mm」のため、郵送の際は定型外郵便物の規格外というサイズになります。以下の表の通り、重さによって料金が異なります。
50g以内 | 200円 |
100g以内 | 220円 |
150g以内 | 300円 |
250g以内 | 350円 |
500g以内 | 510円 |
1kg以内 | 710円 |
2kg以内 | 1,040円 |
4kg以内 | 1,350円 |
そのほかに、曲げずに郵送するには円柱や三角筒を使用するという方法もあります。ホームセンターやインターネットで購入が可能。郵便局で販売している三角筒の場合、B3サイズに対して大きすぎるため、加工して使用するのがおすすめです。

また、折り曲げても問題ないという場合は、2つ折りにして「角1封筒」を使用することも可能。「角1封筒」のサイズは「270mm×382mm」のため、こちらも定型外郵便、規格外の扱いになります。そのため、上記の表の重さに準じて料金が異なります。

更にコンパクトにしても問題ない場合は、4つ折り(十字折り)にして、「角4封筒」を使用するという方法もあります。「角4封筒」のサイズは「197mm×267mm」のため、こちらも定形外郵便にはなりますが、規格内の扱いになります。規格内の扱いなので、以下の表の通りの料金です。
50g以内 | 120円 |
100g以内 | 140円 |
150g以内 | 210円 |
250g以内 | 250円 |
500g以内 | 390円 |
1kg以内 | 580円 |
B3サイズの縮尺率は?
他の用紙サイズからB3サイズに変更する場合の、縮尺率を見ていきましょう。
縮尺率とは、ある特定の用紙サイズにそれ以外の大きさの用紙から変更したい場合の縮小率、拡大率のことです。
B3 | |
A1 | 61.2% |
A2 | 86.7% |
A3 | 122.6% |
A4 | 173.4% |
A5 | 245.2% |
B1 | 50.0% |
B2 | 70.7% |
B3 | 100% |
B4 | 141.5% |
B5 | 200.4% |
B6 | 283.0% |
他の用紙サイズからB3サイズに印刷する場合などにはこの縮尺率を参考にしてみてください。
B3サイズは目的用途に合わせて使い分けよう
B3サイズは主にポスターで使用されることが多いサイズです。ポスターの中では小さめのサイズですが、電車の中の中刷り広告や扉の横の広告に使用されているので、目にする機会は多いのではないのでしょうか。
B3サイズは「364mm×515mm」です。よく使用されるB5サイズの4倍の大きさ。郵送するには大き目のサイズのため、折り曲げずに送る場合は定形外郵便の規格外のサイズになります。
ポスターなどで多いサイズのため、折り曲げずに送りたい場合、丸筒や三角筒に入れて送るのもおすすめです。
日常で使用することの少ないB3サイズですが、使用する際には参考にしてみてください。