発注時に使える28個の印刷用語を簡単解説!【打ち合わせがスムーズに!】

「業界で使う専門用語が分からない」

「印刷を発注する時に知らない用語ばかりで仕事が進まない」

印刷に関する用語が分かりづらいとお悩みの方もいるでしょう。そこでここでは、印刷用語を解説していきます。

印刷物の発注で使う用語を解説していますので、ぜひ参考にして下さい。


発注時に使える28個の印刷用語を簡単解説!【打ち合わせがスムーズに!】

印刷用語:紙編

ここでは、印刷用紙に関する印刷用語を紹介します。

上質紙

上質紙は、化学パルプ100%で作られた紙です。化学パルプとは、木材や草から抽出された繊維です。化学パルプを使用することで、紙の強度を上げることができます。

また艶を少なくすることができるためレーザープリンターの印字がしやすくなるのです。上質紙は、主にコピー用紙や郵便はがき、名刺にも使われています。

コート紙

コート紙は、上質紙の表面をグロス系の塗料でコーティングされた紙です。グロス系の塗料を使用することで、表面に艶を出すことができます。

写真を印刷した時の見栄えが良いため、主に雑誌の表紙やポスターで利用されることが多いです。

マットコート紙

マットコート紙は、コート紙よりも光沢を抑えた塗料を使った紙です。表面の光沢を減らすことで、落ち着いた印象を与えることができます。

マットコート紙は、主にパンフレットや文字が多く書かれている冊子で使われます。

アート紙

アート紙は、上質紙にグロス系の塗料が使われた紙です。コート紙よりも光沢があるためより色を鮮やかに表すことができます。美術本や写真集の印刷で使われることが多いです。

印刷用語:印刷方法編

ここからは、印刷方法に関する用語を解説していきます。

オフセット印刷

オフセット印刷は以下の手順で印刷を行います。

・原本を作成
・原本にインクを付ける
・ローラーにインクを写す
・ローラーから紙に写す

オフセット印刷は大量の印刷を行うのに適しています。なぜなら、オフセット印刷で使用するインクが乾きやすいからなのです。

さらに、文字やデザインもより細かく印刷ができるため、画像が大量にある冊子に適しています。

オンデマンド印刷

オンデマンド印刷は以下の手順で印刷を行います。

・PC上の印刷データを印刷機に送る
・紙に印刷する

オンデマンド印刷は、オフセット印刷よりも工程が少ないため早く印刷ができます。ただし色のムラが出やすいので、印刷数が少ない時に適しています。

グラビア印刷

グラビア印刷は、色をより鮮明に映し出すことができます。そのため写真の印刷に適しています。

印刷用語:デザイン編

ここからは、デザインを依頼する時によく聞く印刷用語について解説していきます。

ラフ

印刷したデザインの完成版のレイアウトやデザインを下書きしたものです。

カンプ

発注した印刷物の完成版の仕上がりを見てもらうための見本です。

ペラ

1枚の紙で仕上がる印刷部のことを意味します。ポスターやチラシなどがペラの例です。

台割

枚数が多い印刷を発注する時に、ページごとに何を入れるのかを表にしたものです。印刷物が揃っているかどうかの確認作業時に利用されます。

組版

印刷物の文字や図を規則的に揃えることです。

トリミング

写真の必要な部分のみを切り取ることを意味します。PC上で不要な部分を除去することが多いです。

印刷用語:校正編

ここでは、発注した印刷物をチェックする時に使う校正に関する用語を紹介します。

校正

印刷物の誤りなどをチェックして修正すべき部分を指示することを意味します。

色校正

仕上がりを確認するために数冊を印刷し、色の仕上がりを確認することです。

読み合わせ

誤字脱字を防ぐための作業のことです。2人の校正者で読み合わせを行い確認します。

朱字

原稿を赤字で修正指示を出すことです。

校了

誤字脱字やレイアウトの修正がなく、校正が終了したことを意味します。

責了

校正の修正を行った後に、発注者ではなく編集者や請け負った会社が校了をさせることを意味します。

印刷用語:加工編

ここでは、加工の時に使う印刷用語を解説します。

エンボス加工

紙や印刷物に金属や樹脂で出来た型を押し付けることで、凹凸が作り出されます。立体感のある印刷物を作りたい時に最適です。

デボス加工

金属や樹脂でできた型の凸部分を印刷物へ押しあてて凹ませる加工です。

印刷用語:データ&PCソフト編

データやPCソフトの印刷用語について解説していきます。

Adobe Illustrator(アドビ・イラストレーター)

アドビシステムズが提供しているソフトの1つ。イラストやロゴが作成できるので、チラシや小冊子を作る際に役立ちます。

Adobe Photoshop(アドビ・フォトショップ)

アドビシステムズが提供する画像編集のソフトです。

CMYK(シー・エム・ワイ・ケー)

印刷をする時に不可欠な4色の頭文字を表したものです。

C=cyan(シアン)
M=Magenta(マゼンダ)
Y=Yellow(イエロー)
K=blacK(ブラック)

カラー印刷を行う時には、この4色でほとんどが行われている。

DTP(ディー・ティー・ピー)

DeskTop Publishing(デスクトップ・パブリッシング)の略です。レイアウトからデザインや印刷まで印刷物を制作するすべての過程をパソコンで行うことです。

GIF(ギフ)

画像を保存する時のファイルの1つの形式を意味します。データが軽いのが特徴です。

JPEG(ジェイペグ)

静止画を圧縮する保存するファイルの1つです。風景画像の記録に適しています。

RGB

3色の色の頭文字を表現したものです。

R=Red(赤)
G=Green(緑)
B=Blue(青)

RGBは「アール・ジー・ビー」と呼びます。

まとめ:印刷用語を覚えておくと発注がスムーズになりますよ

これまで、印刷用語を紹介しました。印刷用語を覚えておくことで、発注した印刷物の誤差が減ります。

打ち合わせもスムーズに行えますので、ぜひ今回紹介した用語を参考にしてみてくださいね。